CONCEPT

 

現在考えうるアイデアを          
   最大限に盛り込んだInfiniteのギター

最高の木材を使って製作することは我々小規模の工房では非常に困難です。また安定供給することも非常に困難です。

そこでInfiniteは原点に立ち返り、木工技術、組み込み技術、またアイデアでカバーできないかと研究開発を行いました。
以下に紹介している小菊ロジック、指板とネックの独自接着は従来のギター製作では用いられていない工法です。
新たな工法が良いとは言えませんが、確実にトーンへの影響がありハードな使用にも耐えうる剛性も手に入れました。

トラスロッドの仕込み一つもCNCルーターにて削り出したロッド溝、ロッドを仕込んでからの蓋もCNCで作成しており

密着度の高い接着により隙間なく仕込まれたトラスロッドは効きもよく、強度も優れています。

技術部分への原点回帰を行い、そこに現在考えうるアイデアを最大限に盛り込んだInfiniteのギターは最高のギターであり続けます。

小菊ロジック
(KogicLogic)

ネック側の3本の凸とボディ側の3本の凹ががっちりとかみ合うことで豊かなサスティンが得られます。またボルトジョイントの弱点である衝撃などによるセンターずれが一切出ず、安定した状態をキープできます。
ネック側、ボディ側ともに溝を掘り、ネック側に強度面でも安定化させるためにエボニー材をCNCにて削り出したものを接着しております。
ネックポケット自体をきつくしてしまうと、サスティンの減衰につながってしまったり、各弦のサウンドバランスに影響が出てしまうと考え、ネックポケット自体ははそこまできつくしておらず、スッと入るように調整しております、3本の溝、小菊がしっかりとかみ合うことでボルト無しでもネックが抜けることはありません。

指板とネックの独自接着

指板側に凹の溝をほり、ネック側に凸を形成する独自工法。
接着面積が増えることでネックと指板の一体化を促します、ネック側の凸はナット側からネックエンド側にかけてわずかに外側に開いて形成しております。
そのことで指板とネックを接着する際にずれてしまうことを防ぎ、まなネック強度を高める効果も確認しております。
ネック強度が増すことで、サウンド面においても弦振動をネックがしっかりと受け止め、小菊ロジックへとしっかりと伝達でき、ボディをしっかりと鳴らすことでサウンド面に貢献しています。

フレットJescar stainlessを標準採用

InfiniteすべてのモデルにJescarのステンレスフレットを標準採用しております。Tradシリーズには47095-SS、Trad Fullsize・Modernizeシリーズには55090-SSを使用しています。(オーダー時にご希望サイズにて作成も可能)
長年のリペア技術で培ったフレットサイドエッジの仕上げはラウンドスムースエッジを行うことで、フレットエンドの有効幅を最大限に確保、弦落ちを抑え、ビブラートやレガートプレイにもしっかりとサポートいたします。
耐久面では世界中のルシアーが使用していることで認知されていますが、耐摩耗性に非常に優れていることと、錆びたりくすんだりがないため、ストレスフリーなネックで演奏性を全面サポートいたします。
またサウンド面におきましてもよく考えられており、従来のステンレスフレットのイメージを覆すトーン。またInfiniteのギターはそのトーンを前提に各部のチューニングをおこなっておりますので、最高のトーンをお約束します。

BFTSをすべてのモデルにインストール

バスフェイトンチューニングシステム(BFTS)を全モデルに標準インストールしております。
CNCルーターにてフレット溝、ナット溝を形成していますで、寸分の狂いもなくスケール位置を削り出し、よりピッチ精度を向上させるためにBFTSをインストールしております。
専用のチューナーにてチューニングしていただくか、各弦をプリセットしたチューナーにて合わせていただくことで最大限の効果を発揮しますが、通常のチューニングにて演奏していただいても、ピッチの良さを感じ取っていただけます。
長年のリペアでピッチの補正やオクターブチューニングは非常に重要なセットアップ項目です。
Infiniteのギターはすべてのギターの最終セットアップはBFTSライセンスを所有している代表の八田(はった)が責任をもって行っております。

ヘッドストックとペグの落とし込み加工

幾度と施行錯誤を繰り返し、ポストの位置やペグの落とし込みなど、スロープヘッドの形状でできうるサウンドバランスを実現いたしました。
Tradシリーズはロックペグでないためストリングガイドを搭載しておりますが、非常に浅い角度でとりすけておりますので、チューニングの狂いの原因を最小にしています。
また、各弦のテンションバランスは非常に重要と考えており、ペグのブッシュを落とし込み、その分ネックに厚みを持たせて、弦を張ったときに、理想の角度になるように、調整を行っております。
Tradシリーズ以外はストリングガイドをつけていないため、チューニングの安定度は非常に優れております。(Tradシリーズもロックペグにすることでストリングガイドをなくすことが可能です)

今までにないアクセシビリティ

ハイポジションへのアクセスは今までのギターでは考えられないほどスムースな操作性を実現いたしました。
ネックジョイント部分のボディ側を大胆にカットすることでスムースな操作性は確保されますが、木部の強度やサウンド面においてのトラブルが出てしまうため、従来のジョイント方法では大胆なカットはできませんでした。
小菊ロジックによりジョイント面積を大きく確保することに成功し、強度やサウンド面において解消することができました。
すべてのモデルでジョイント部分のアクセスはInfiniteギターの大きな特徴の一つと考えていますので、ぜひ一度手に取って抜群の操作性を実感してください。

CNCによる木工加工

小菊ロジックやネックと指板のジョイント部分はCNCルーターでなければ安定した形成はできません。それ以外にもボディの形成、ネックの形成、フレット溝やブリッジ位置の削り出しもCNCルーターにて行うため、加工精度を高くキープすることができ、製造コストも安定させることができます。
自社内でCAD・CAM(楽器のデザインや形状をPC上で3Dで作るプログラム、またそのプログラムをCNCルーターで動かすためのプログラム)を行っているため、随時細かな微調整や新たなモデルの開発もスピーディーに行え、木工ならではの個体による狂いも随時データ修正を行えることで、精度が求められる加工はCNCルーターのみで行うことで精度を安定させています。
また、基本となる各モデルをベースに部分的にカスタムするようなセミオーダーにも臨機応変に対応が可能なため、プレイヤーの希望に沿ったギター制作をお約束いたします。